フロールエバーのプレミアムリリーはゴージャスなウェディングブーケにもぴったっり。
ただガクがない分、バラなどに比べて花びらの付け根が少し取れやすくなっているのも事実・・・。
ちょっとした工夫で花びらが落ちにくくなり、また取れてしまったものも無駄にすることなくちゃんと使うことが出来る方法をお教えします。
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2011年6月 9日UP
アーティスト:フロールエバーデザイナー
フロールエバーのプレミアムリリーはゴージャスなウェディングブーケにもぴったっり。
ただガクがない分、バラなどに比べて花びらの付け根が少し取れやすくなっているのも事実・・・。
ちょっとした工夫で花びらが落ちにくくなり、また取れてしまったものも無駄にすることなくちゃんと使うことが出来る方法をお教えします。
1. ご使用の前のひと手間
花びらの付け根に内側と外側からスプレーのりを吹き付けると花びらが取れにくくなります。
内側から花の中心に。 外側から花びらの付け根に。
2. 花びらが取れてしまった場合の補修
花びらが取れてしまったり、しっかりと補強をしたい場合はワイヤーを使います。
ワイヤーは白の地巻きワイヤーを使用すると目立ちにくいです。
①取れた花びらにワイヤーをかける。花びらの裏側から真中の葉脈の脇にワイヤーを刺し、一針縫う感覚で刺し通す。
花を組んだときにワイヤーが目立たないよう、なるべく茎に近い方に、また通し幅はなるべく細くする。
*ただし、茎側に近すぎると花びらの先端側が垂れ下がってしまうので注意して下さい。
②花びらの折れた部分の切れ口に生花用接着剤を付けて、本体の切れ口とくっつける。
合わせて、ワイヤーを花の線に沿わせる形で茎の方におろす。
③ワイヤーと茎を白いフローラテープで巻く。接着剤が乾くまで動かさないようにする。
↓ 表から見た仕上がりはこんな感じです。
【補足】花びらの補強の仕方
花びらの補強の仕方をもう一つご紹介します。
①花びらの裏側の葉脈上に接着剤を付ける。(半分より少し上くらいまで)
②接着剤をつけた部分にワイヤーをあてがい、貼り付ける。
③接着剤がしっかり乾くまで動かないように置いておく。
花びらの補強になるほか、ワイヤーを付けることで花びらの形付けもできるようになります。
3. 壊れてしまった場合の花びらの使い方
取れてしまった花びらもメリアで有効活用。
花びらの揃っているユリを中心において、外側に花びらを付けていきます。