プリザーブドフラワーのフロールエバー（florever）

こちらは、フロールエバーHPの旧コンテンツ「Designer’s Collection」の転載記事です。

編集部：本日は、「MAFD AMINO」の網野妙子先生に、お話を伺います。先生よろしくお願いします。

網野：こちらこそ宜しくお願い致します

編集部：第一印象で、チェリーレッドのメリアがまぶしいくらいに目に飛び込んできたのですが、ダークグリーンのコーヒーリーフとのコントラストが、バラの鮮やかさを一層引き立てますね。

網野：真っ赤なメリアブーケはとても豪華さを出してくれます。　特にコーヒーリーフのシックでつややかな厚い葉が、いっそう豪華さと共に荘厳な雰囲気まで、かもし出します。

編集部：このボール上のグリーンは造花ですか？このグリーンとベアグラスがシャープなイメージのメリアとコーヒーリーフの対比を、非常にやわらかくといいますか、やさしくしているように感じるのですが。

網野：エキノプスと言いましてソフトドライですがアザミの種類です。但しお色をつけていますのでドライフラワーのように変色する事はまずありません。私どもは造花の使用は極力さけていますので、全て本物の風合いが　楽しめます。

編集部：なるほど、失礼いたしました。ところで、メリアについて質問させてください。私もそうなのですが、いつもこういった素敵なメリアを見た後に、どうやって作りこむのだろうと頭を抱えてしまします。
メリアを上手に作るポイントのようなものがございましたら、教えてください。

網野：西洋椿の事をカメリアと呼びますが、ヨーロッパでオリエンタルなカメリアに似せていろいろな花で作りこんだものをメリアと呼んでいます。
生花ではワイヤーリングがとても大変で手間がかかるものですが、プリザーブドでは本当に簡単に出来る事ができ素晴らしいと思います。
ポイントと致しましては、貼り付ける花びらを3分の1ほど根元を切り落としてグルー付けしやすくする事です。
また、しっかりとワイヤー処理した元の花に、花びらが重く感じたとき補助ワイヤーを入れて行く事です。まだコツはたくさんありますが、それは直接私どもの講座においでになってくださいね。

編集部：もうひとつのアレンジですが、まったく違うお花のように見えますが、これはカラーリリーですか？ 先ほどのアレンジもそうですが、カラーリリーも様々な使い方があるんですね。

網野：こちらもカラーメリアと呼んでいます。同じくカラーをカメリア風に作ったものです。プリザーブドはソフトで使いやすく多少広げたりができますので、いろいろな使い方が出来ます。
カラーリリーに関しましては生花と同様な処理をなさるとよりいっそうカラーらしく見えます。特に花芯の処理には気をつけて見えるように工夫する事が大切です。

編集部：網野先生は、今年6月に「MAFD AMINO」のプリザーブドフラワー専門ショップ＆アトリエをオープンされ、またご自身が代表を勤められているプリザービングフラワーズ協会で「浜名湖花博」にも出展され「優秀賞」「金賞」「静岡県知事賞」を受賞されるなど、多忙を極めてらっしゃいます。年明けには、本も出版されると伺いました。
最後になりますが、今後の活動予定を教えてください。

網野：11月8日日本テレビズームイン朝6時前後出演します。
また、スクールにおきましては中国茶の第一人者でテレビでもおなじみの藩先生をお招きしてのテーブルコーディネート兼ティー教室、前トールペインティング協会会長の加藤先生をお招きしてのペインティング教室、といった幅広く学ぶことが出来ます。
11月発売のMAFD　AMINO　オリジナルショッピングバック（オリジナルプリザーブドフラワー柄）もご期待下さい。
12月はどなたでもご参加できますMAFD　クリスマス講習＆パーティが　ありますので御問い合わせ下さい。
1月はプリザービングフラワーズ協会の出版本（プリザービングフラワーズ　ウェディング編）の出版（誠分堂新光社刊）。
2月は私どものポストカード本（草土出版刊）
3月はもう一つの柱でもあるトロッケンゲシュテック本（草土出版刊）が予定されています。

編集部：本日はありがとうございました。

網野：こちらこそありがとうございました。