箱から出してみたらちょっとステムが短かったりグイッと曲がってしまっていること、また、ワイヤリングをしていたらステムが折れてしまってステムが短くなってしまうこともありますね。こんな場合は、ワイヤーで補修してステムを作ってあげましょう。
【花材の補修】ステムが折れてしまった・短い・曲がっている時の補修方法
2010.07.09
アーティスト:Floreverデザイナー
今回のお花・資材
<用意するもの>
はさみ・マルペンチ
1.折れたステムが広がってしまっている場合や、ステムがひどく曲がっている場合は、最初に余計な部分をカットしておきます。
以下、折れている場合、・短い場合・曲がっている場合とも手順は同じです。
2.適当な長さに切ったワイヤーの一端を、ステムに刺しやすいように斜めにカットします。(2本用意)
3.ステムの切り口の部分から、花の中心に向かってワイヤーを差し込みます。
4.花の中心から出てきたワイヤーの先端をフック状に少し曲げ、下からワイヤーを引き戻し、花の中にワイヤーを固定します。(フックメソッド)
5.短く残っているステムの横からワイヤーを刺し、ワイヤーの真中あたりまで差し込んだ所で、真下に曲げ下ろします。(ピアスメソッド)
必要に応じてテーピングをして完成です。
《注意》
こちらでご紹介した方法は、数あるテクニックの一例で、他にも様々な方法があります。
また、用途や目的によっても方法は異なりますので、それぞれの目的に応じた方法をお使い下さい。
お花の状態によってはリペアの方法はこれら限りではないので、その際は他の方法もお試し下さい。
Floreverデザイナー