プリザーブドフラワーのバラの花びらを1枚1枚丁寧にはずし、やさしいイメージのガーデンローズに仕上げました。
やさしい色合いの中に、シックなカフェ、ライトカフェのカーネーションを加え上品なイメージで仕上げています。
フランス製のデコラティブなリボンでぐっとセンスの良いものになりました。
やさしい色合いのガーデンローズ
2005.03.14
アーティスト:根本 みき氏
今回のお花・資材
シートモス、フロールエバーM、S(ピーチ)、カーネーション(ライトカフェ、カフェ) あじさい(白)、アマランサス(白)、フランス製リボン、ヘデラアイビー
こちらは、フロールエバーHPの旧コンテンツ「Designer’s Collection」の転載記事です。
編集部:本日は、「デコラシオン ド フルール」代表 根本みき先生にお話を伺います。先生よろしくお願いします。
根本:こちらこそ、よろしくお願いします。
編集部:母の日のアレンジメントということでしたので、定番のカーネーションのアレンジを思い浮かべていたのですが、メインにやさしい印象のローズを使用してあって、だいぶ想像のものと違いました。
根本:母の日というと、赤のカーネーションが定番のイメージがありますが、色にこだわらずプレゼントするお母様のイメージ、お好みによってお選びになられると、よりよろしいのではないでしょうか。
編集部:それも見慣れたスタンダードローズと違って、少し変わった咲き方をしていますが?
根本:はい。プリザーブドフラワーの花びらを一枚、一枚丁寧にはずし、花の中心をみせ、ふわっとしたやさしい咲き方に組みなおしました。とても手間のかかる作業ですが、自分だけのオートクチュールのばらがつくることができます。
編集部:作品を拝見して、器の中に、モスを使用されているので、よりデコラティブな雰囲気になる気がします。今回のアレンジメントでの製作ポイントは何かありますか?
根本:フランススタイルのアレンジメントは、オリジナルで作った自然素材の器を使用することが多くあります。器をモスにすることにより、器と花が調和して、より雰囲気のあるものになってきます。また、花材をマス(かたまり)で配置することにより、花がより美しくみえます。花と器、色のトータルのバランスが重要なポイントになると思います。
編集部:最後に、先生の今後のご予定をお伺いしてよろしいですか?
根本:目白で教室を始めて10年になりました。その間にインターフローラルデザイナー協会を設立して、たくさんの認定校が誕生いたしました。
4/30. 5/1 虎ノ門パストラル「ミモザ」におきまして、マリアージュをテーマといたしました「デコラシオン・ド・フルール」生徒、認定校の作品展示会をいたします。素敵な作品になるよう皆、努力しておりますので 是非お立ち寄りください。
編集部:本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。
根本:こちらこそありがとうございました。
根本 みき氏
デコラシオン ド フルール
デコラシオン ド フルール
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