プリザーブドフラワーのフロールエバー（florever）

こちらは、フロールエバーHPの旧コンテンツ「Designer’s Collection」の転載記事です。

皆さんこんにちは。
私は、六本木でCASA DE NINAROZA(カサ デ ニーナローザ)を主催している白山 由希子です。８月は皆さんにニーナローザオリジナルの時計をご紹介したいと思います。

私がイギリスに５年間いた時、いつも驚かされたのは彼らのインテリアに関するセンスの良さでした。特に壁一面に家族の写真や絵画が所狭しと飾られているのに、決してうっとうしくはありません。飾られている壁にパターンが入っているのにうまく調和しています。私はいつもため息をついたものです。特に我が家のお隣さんは抜群でした。おじさんが画家のせいもあったのでしょうが、おばさんは壁紙を貼った上に自分でさらにペイントをスポンジで足すような人でした。そのおばさんに私は壁紙の張り方を習い、”由希子、これで貴方はお金が取れるわよ”と言わしめるほど上達したのですが、やはり壁を飾る方は今一つ。長い間親から子へと彼らの血の中にとけ込んでいるのかしらと、思わざるを得ません。が、しかし諦めてばかりはいられません。何か手軽に始められるものはないかと考えたのが時計でした。それぞれの部屋にあった色やデザイン、時計としての機能もしっかり果たし季節感があったら楽しそう。こんなクラフト的楽しみは、プリザーブドフラワーならではです。

ニーナローザでは、イギリスの国家試験のカリキュラムをベースに教えていますが、楽しいギフトアイテムもオリジナルでたくさん取り入れています。
これもその一つ。赤い針がチャーミングでしょ！２年ほど前からショップチャンネルのコメンテーターをさせて頂いていますが、やはりそこでも壁飾りは人気です。水がいらないプリザーブドだからアレンジもとても軽く仕上がりますので、気軽にピンで壁にかかります。今回は色々なパターンをニーナローザが作ってみました。

【ゴルフ好きのお父さんのお部屋に】
ゴルフ好きのお父さんには、芝のフィールドをイメージした苔をあしらったものプリザーブドの苔がとても好きでよく色々なものにアレンジするのですが、プールモスは厚みがあるので、裏を削って使います。

【ゲストルームに】
ゲストルームには、２５センチも幅のあるエレガントなスイス製のリボンをベースに貼って作ったものをリボンの色に合わせて、針もゴールドにスプレイしました。

【リビングに】
リビングには暑い夏に負けないぐらいホットな色、コロンビアのAMAZON（コロンビアのチリソースで最高！）の色をうだるような暑さの中でも、食欲がますこと請け合いです。

【娘の部屋に】
最後は色々うるさい娘の部屋に。優しさと清楚な色使いが好きです

どれもそれほど難しくはありません。ただ視線より高い所に通常は飾りますので、花の向きを少し下向きにします。まっすぐにつけると花のネック部分（あごかな）が丸見えになるので、時々壁にかけてチェックしながらアレンジします。
ニーナローザではアレンジするとき、下に枕状の台に置き、時計を斜めにした状態で製作します。ベースになるもの（リーフや時計のプレート）と花とは高さにギャップがありますから、それを埋めるためにアジサイやコットンフィリカ、フェザリングしたカーネーションなどがお勧めです。四季折々気軽にお部屋のインテリアを換えてみませんか。此の時計のベース、スイス製の幅広リボン、花材などは六本木のCASADE NINAROZAでお分けしています。詳しくはお問い合わせ下さい。