Florever花の国コロンビアはフロールエバー発祥の地。コロンビアを南北に貫くアンデス山脈に位置する、首都ボゴタ周辺は、標高2,600~2,800mの肥沃な土地を有しています。1年を通して常春のような気候、標高が生む昼夜の気温差など、バラ、カーネーションをはじめとする様々な花の栽培に適した条件を兼ね備えています。フロールエバーのプリザーブドフラワーは、原料となる生花の多くが工場周辺にあるプリザーブド専用農園で丹念に育てられています。新鮮な生花の中から加工に適する花を厳選し、独自の技術で加工を施すことにより、生花により近い感触と透明感を実現し、花弁が肉厚でしなやかなのが特徴です。また近年では、さらなる安定供給とバリエーションを増やすため、生花の生産量と品質に定評のあるコロンビアの他、複数の拠点で生産を行っています。Preserved Flower“プリザーブド”とは“保存”という意味です。プリザーブドフラワーとは、生花の組織を保ちながら、水分とプリザーブド液をすりかえる特殊な加工方法、すなわち生花の水分を抜くことでバクテリアの発生を抑え、抜いた水分に代わるプリザーブド液によって瑞々しさと柔らかさを保ち、生花のようなしなやかさを長い間楽しむことができる加工方法により作られる花です。水を与える必要がない上、生花より軽く、プリザーブド液と一緒に色を吸わせることで様々な色のバリエーションが楽しむことができる、生花とドライフラワーの両方の良さを兼ね備えた画期的な花材です。 Varietyフロールエバーのラインナップはバラエティに富んでいることが特徴です。最も色数豊富なバラに至っては40色以上のカラーバリエーションを展開。バラ以外にもカーネーションやアジサイ、ラン、マム、リーフ類などをご用意し、様々なシチュエーションやニーズに合った商品を提供しています。Safety & Environmentフロールエバーは厳しい品質管理の下ハイクオリティーな花材を提供するとともに、環境への配慮も重視しています。生花栽培の工程では、雨水を溜めて花の栽培に利用することで地下水の過剰なくみ上げを抑え、農薬は極力使用しません。また、不要な枝などの有機残留物で堆肥(コンポスト)を生成し、土壌に還元することで土壌改良を行っています。プリザーブド加工する際に出る排水は、敷地内の浄化施設で処理をし、製造過程で使用した化学薬品のリサイクルや無害化を徹底するなど、環境負荷を軽減する取り組みを行ってます。また、工場内の環境をクリーンに保ち、従業員が健康で安全に仕事ができる環境を整えるなど、環境や人体への影響を十分考慮した生産を行っています。私たちは健全で肥沃な大地がより質の高い花を育むと考えています。Social Responsibilityフロールエバーでは、プリザーブドフラワーを通じて日本とコロンビアの友好を深めていきたいと考えています。その一環として2006年、コロンビアの首都ボゴタに“フロールエバーハウス”を設立しました。コロンビアの両親のいない子供達が、職業訓練を目的としたパソコン実習やパン作りの実習ができ、また図書館や音楽室などレクリエーションの場を備えた、子供たちの自立を手助けする施設です。このハウスを卒業した子供達の中には、その後フロールエバーの工場で仕事を持つ人もいます。両親がいないという環境の中でも、明るく、たくましく生きていく、こうした子供たちをフロールエバーはサポートしていきたいと考えています。Brand Basics3
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